「ポストイット」に描く、ポップアーティスト”GANGSTER DOODLES”。

2017/08/07 - Art, Fashion, Life Style

昨今、日本国内ではポップカルチャーに対して様々な層の人々が関心を持ち、それに比例して、至る場所で展示や販売を行っているイベントが増えてきているように感じる。

国内のアーティストはもちろん、国外のアーティストも活躍の場を広げ、ここ日本でも展示の機会が広がっている。

そんなポップカルチャーを独自の解釈で噛み砕き、ブレないスタイルを貫いているカナダのバンクーバーを拠点に活躍をしているグラフィティーアーティスト”GANGSTER DOODLES”(ギャングスタードゥードゥルズ)。
アートワークのほとんどは我々に馴染み深い「ポストイット」に描く。5cm × 5cmの限られたスペースの中に彼の好きなものが凝縮されていて、それは他のアートとは一線を画すものなのだ。

オリジナリティーに富んだ彼の作品は瞬く間にSNSや口コミで、人気は爆発。

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そしてこの度、世の中に点在する才能をつなぐアートコレクティブ集団「CULT CLUB」とタッグを組み、彼の集大成といえるカバーブック「GANGSTER DOODLES BOOK」を先日リリースした。

それに合わせて、MARC JACOBSが展開するブックストア「BOOKMARC」で開かれた個展では、多くの人々が彼のアートを観に来場した。

その際に彼にインタヴューを行った。

多くのポップカルチャーが需要を見せている中で、彼が考える今と過去。そしてこれからの展望についてじっくり耳を傾けたい。

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〜今回の「CULT CLUB」とのコラボレーションの経緯について、教えて下さい。

GANGSTER DOODLES(以下GD):一度いいから、日本で展示を開いてみたかった。そんなことを思っていたら、彼らからオファーがあって快諾したんだ。しかもブックのリリースも考えていたからグッドタイミングだったよ。



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〜グラフィティーアートに興味を持ち始めたのはいつだったんですか?

GD:幼少の頃から、絵を描くのが好きだったんだ。当時はアーティストになるなんて考えてもいなかった(笑)。学生時代を終えて、テレビの製作会社に入社して、会社員をやっていたよ。その時によく休憩時間を使って、デスクに置いてある「ポストイット」に絵を描いていたのが、ルーツなんだよ。仕事柄、MVやショートフィルムを観る機会が多かったから、すごく創作意欲が湧いた。


〜今、グラフィティーを描く時はどこからインスピレーションを受けるんですか?

GD:特にジャンルなどは設けずに、様々な音楽や映画、アニメから自分のアートに落とし込んでいる。強いて言うならば、ストリートを感じることができるものが多いかな。



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〜何故「ポストイット」にアートを描くのですか?

GD:単純に1日で仕上がるからだよ(笑)。1日1作品のサイクルでテンポ良く描くことができる。しかも場所も取らないから、気軽に打ち込むことができる。よく自宅で描いていることが多いかな。



〜日本のポップアートやカルチャーに対するイメージについて教えて下さい。

GD:欧米のアートは特に力強いものが多く、前衛的で攻撃性が強いイメージ。それに対して、日本のものは柔らかく、フワッとした印象があるね。日本のアーティストはよくわからないけれど、
アニメーションはすごく好き。「AKIRA」や「ドラゴンボール」は特に好きで、自分の作品でも用いているよ。キャラクターも内容もすごくクール。子どもの頃は「アトム」が好きだったな。



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腕にも好きなアニメのキャラクターが刻み込まれているんだ。



〜最近、気になるアーティストについて教えて下さい。

GD:ロサンゼルスを拠点に活躍している「David Choe」がすごく気になるね。独特なアートにすごい引き込まれたよ。僕が彼を初めて知ったのは、彼がアメリカの「Facebook」本社内のアートを描いたのを見てから。唯一無二の存在と言っても過言じゃない。
ぜひ日本のみんなにも見てもらいたいね。



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〜今後のビジョンについて教えてください。

GD:今はとにかく作品の幅を広げていきたい。「ポストイット」ももちろん継続していくけれど、もっと大きいキャンバスに描いてみたい。あとはフィギュアのような立体的なものにも興味があるよ。根底にあるのは、好きなカルチャーを自分のフィルターを通して、描いていきたい。近々発表予定のアニメーションはストリートをベースにしたやつなんだよ。ラッパー、ギャングスタ、スケーターがいっぱい出てくる、いかにもアメリカっぽいアニメで。そういったファッションやカルチャーもすごく好きなんだ。
そのアニメはアメリカのみでの放映なんだけど、機会があればぜひ見て欲しい。

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