フェスで世界を旅するコラム『FES THAN TV VOL.10』 <WEB連動版>

2017/09/25 - Life Style

最新号THE DAY vol.25に掲載中のコラム「FES THAN TV」はご覧いただけましたか?
今回は今年8月に開催された「Lollapalooza(ロラパルーザ)」についてです。ぜひ本誌を見てから、ご覧ください!
まだご覧頂けていない方はコチラからご購入できます!

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今年は4月からカリフォルニア「コーチェラ」、ニューヨーク「ガバナーズ・ボール」、テネシー「ボナルー」、そして今号本誌で紹介したシカゴの都市型フェス「ロラパルーザ」に参加して、アメリカの代表的なフェスを一夏で体験してきた。THE DAY本誌やウェブでもそれらの一部をお届けしてきたが、本誌がリニューアルされるということで、こちらの連載は今回がラスト。アメリカのみならず、ヨーロッパやアジアなど世界中のフェスを1年半にわたって紹介してきたが、最後ということで1年半を振り返ってみたい。

過去のコラムをチェックしてみると、ちょうど今号で10回目だったようで、「コーチェラ」や「グラストンベリー」といった大型フェスから、イギリスの「ブームタウン」といったマニアックなフェスまで、幅広いフェスを紹介してきた。昨年春から2~30程度のフェスに参加したが、その中で印象的だったものに絞って紹介してきたので、どのフェスも思い入れが強いが、その中でも最も強烈だったのは、昨年10月に開催された「デザート・トリップ」。ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、ボブ・デュランらが一堂に集結するとんでもなく豪華なフェスのチケット(なんと10万円!)を運良く手に入れて、はるばるカリフォルニアまで足を運んだ。超激レアなライブを堪能して大満足だったのだが、ロサンゼルスに帰るバスが数時間遅延して、ドジャーズ前田健太の登板試合に間に合わないといったハプニングにも見舞われたことも、このコラムを書きながら思い出した。

実は、海外フェスに参加すると、スポーツ観戦や美術館巡りといった普通の観光も楽しむようにしている。フェスだけを楽しんで帰国するのはもったいないので、フェスについでにその国を満喫してから日本に帰ってくる。そうすることで、音楽以外の世界のこともよくわかるし、その国や地域の空気を感じることでそのフェスのこともより一層理解できる。そんな感じで、世界を旅しながらフェスをまわっているのだが、5年前はまだ東京でサラリーマンをしていた。何を思ったか、海外フェスに行った帰りの飛行機で脱サラを決意して海外に移住。それから世界中の海外フェスに行きまくって、そのことが功を奏したのかは分からないが、今では会社を立ち上げて、日本と海外を行ったり来たりしながらフェス関連の仕事をさせてもらっている。

あのフェス、あの日がなければ今頃どうなっていたのだろう。そんなことをたまに考えるのだが、THE DAY風に締めてみると、もしかしたらあなたにとってのその日が今日なのかもしれないし、明日なのかもしれない。僕のような人間がTHE DAYのような素敵な雑誌で連載できる日がくるくらい人生というのは何が起こるか分からないので、毎日を全力で生きていこうと思います、という所信表明みたいな締めになってしまいましたが、本当に1年半ありがとうございました。またどこかでお会いできたら。Bon voyage!

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Profile:
 

津田昌太朗/日本初の海外フェス情報サイト「Festival Junkie」主宰。世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー」に参加したことがきっかけで、イギリスに移住。現在は拠点を東京に移し、日本最大級の音楽フェス情報サイト「Festival Life」の運営やライブイベント「FESTIVAL NITE」を主催。「J-WAVE SUNDAY SESSIONS-FESTIVAL LIFE-」ではマンスリーナビゲーターを担当。